不動産を直接売り買いする人たちの掲示板「家いちば」

保健室だより

セルフサービス(DIY)の時代

なにげに増えている「DIY」 家いちばで売買経験者の50%以上の人が「DIY」予定で買ってます。二人に一人がDIYをやるという、DIYの広がりを感じます(DIY=Do It Yourself:自分でやるという意味)。この背景にまずホームセンターの普及があります。全国どこでも巨大なホームセンターがあって、工具どころか、家が一軒建てられるくらいの道具と材料が揃います。工具類もひと昔前よりもかなり安価で手に入るようになりました。さらに最近では、YouTubeを観れば、ほとんどの工事のやり方を動画で学べるようになりました。それでDIYをやる人が増えれば、その人たちがアップする動画も増えて、さらなる拡大の循環となっています。 身近になった「セルフサービス」 そもそも生活の中に、セルフサービスが浸透しました。ガソリンスタンドもセルフ、スーパーのレジもセルフ、レストランの注文もセルフです。元々、これらセルフサービス化を進めるにあたって課題もありました。「ちゃんと正しく使えるか」という心配です。しかし、セブンイレブンは、淹れたてのコーヒーをセルフで提供するという、大胆なことを全国的にやりました。ドリップマシンの技術革新もありましたが、思い切って「信頼する」ことで大成功した事例ではないでしょうか。これが、セルフサービスを普及させるひとつのターニングポイントだったと私は思います。 インターネットによる「自分でできる」時代へ こういった時代の流れの根底に「インターネット」の普及があります。もうネットで検索すれば、ほとんどのことを調べることができます。かつてはその道の専門家の人にでも聞かないと分からなかったようなことが、今は手のひらの中に全てあります。なんでもある程度「自分でできる」時代になっているのです。セルフサービスの普及がその延長にあります。 「家いちば」の利用者が年々増加していますが、まさしく時代の流れを受けていると感じます。従来は不動産業者に依頼するしかなかった「不動産売買」をセルフサービスでできるようになりました。しかしここで考えなければいけないのは、「すべてをセルフではできない」ということです。特に不動産に関しては、ネットにも間違った情報が多く出回ってるため、「詳しい人に聞く」という姿勢も大事です。 そこにプロとしての役割もあり、これからの時代は、自分でできることはセルフでやりながら、プロは「本当に素人では難しいこと」に注力すべきとなっていくでしょう。AIが普及すると専門家の仕事がなくなると言われますが、私はそう思いません。だからこそ、プロが一層のプロフェッショナルを研鑽していく必要があります。 (家いちばコンサルタント 藤木哲也)

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    画像参照:https://www.ryutsuu.biz/topix/i052501.html?doing_wp_cron=1726045464.165867090225219726562

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