田舎図鑑
山梨中央
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甲府盆地を見下ろす、程よい田舎
都内から1時間半ほど、八ヶ岳・富士山、南アルプルなど、山々に囲まれた山梨県のほぼ中央に位置する、山梨県中央市(旧豊富(とよとみ)村)で生まれ育ちました。 かつては養蚕業が盛んにおこなわれ、日本一の生産を誇るっていた時期もあり、「シルクの里」と称されています。私が小学生の頃は、数件養蚕農家があり、通学路に桑畑が点在し、帰り道に友人と「桑の実」を食べながら帰っていたのを思い出します。 今では、「とうもろこし」が人気の特産品になりました。毎年旬の時期には「道の駅とよとみ」で収穫祭などのイベントがあり、開店前から行列ができるほどの人気です。この時期になるとあたり一面はとうもろこし畑になり、実家
岐阜東濃
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東濃へ、いっぺんおいでなんしょ!時代と共に消えつつある、後世へ継承してほしい伝統文化があります
私が生まれ育ち、現在も家族と生活しているのが、岐阜県の東部に位置する瑞浪市です。恵那市で高校時代を過ごし、中津川市出身の主人の田舎に遊びに行くことも多いので、岐阜県東濃地方についてご紹介します。 この地域は、たくさんの自然に囲まれ『ザ・田舎』という景色が広がっています。そんな田舎ではありますが、高速道路も東西南北に整備され、名古屋まで電車1本で行けるという便利な土地柄のため、最近では東濃地方に家を建て、愛知県へお勤めになる方も増えていると聞きます。 東濃地方の魅力をお伝えします。まずはやはり自然に囲まれていることです。 恵那山、御嶽山、遠くは伊吹山まで臨むことができます。中津川市、恵那市の
横浜
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進化し続ける大都市であり、田舎っぽさもある心地よい港町
大学入学で田舎から出てきて一人暮らしを始めた若かりし頃の思い出の詰まった街であり、大学卒業後はいったんは東京に引っ越したもののまた横浜に戻って家を買い、通算で20年以上住んできたまさしく第二の故郷です。とはいえ、昔からくらべると良くも悪くも変わってしまったところも多い進化し続ける大都市であり、その意味で、あまり深い愛着はなく、僕が好きなのはひと昔前のヨコハマかもしれません。 「港町ヨコハマ」と言われますが、港っぽい雰囲気があるのは広大な市域のごくわずかであって、大部分は郊外の内陸部で、僕が住んでいるのもそんな一角です。崖地や階段が多く、ちょっといけば畑が広がるような場所もあります。人口370
九州対馬
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片道切符で国境の島に移住したら、未開の地にワクワクしました
「対馬ってどこにあるの」移住先として知り合いにすすめられたとき、社会の教科書で名前は聞いたことはあるけど、場所すら知りませんでした。当時、わたしは漠然と島での暮らしにあこがれがあり、思いきって片道切符で移住を決めました。 まず感動したのは、海の綺麗さです。観光地としてはマイナーな対馬ですが、有名なリゾート地にも引けを取らない透明度の高さです。しかも、プライベートビーチを思わせるくらい人の少ない海岸が多く贅沢な時間を味わえます。そんな豊かな海からとれる海鮮類は、鯖を刺し身で食べれるほど新鮮です。プリプリの穴子、肉汁あふれるヒオウギ貝などやみつきになります。 次に、わたしが人生で一度は登りたい
山形県川西町
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美味しい食べ物、のどかな風景、ゆったりと時間が流れている雪国の町です
母の実家でよく祖父母に会いにこの町に行っていました。春休み、夏休み、冬休みによく行っており、上野駅まで祖母が迎えに来てくれていました。祖父母はとても私に甘く、欲しいものは何でも買ってくれました。今では立派な甘えん坊です。 冬は過酷な雪があり雪国独特のさび色のアスファルトが町中にありますが、夏には花火大会、花笠祭り、獅子踊があります。大人になってから見ることができていませんが、今でも頭の中に笛の音、太鼓の音が流れてきます。この獅子踊が小さい頃は怖かった思い出があります。衣装が綺麗なのですが顔が見えなくてどこか不気味なんです。祖父のバイクの後ろに乗り山を登ったのもいい思い出です。祖父は自転車店を
近畿神戸
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異国の文化の中の残る日本の歴史と私がみた神戸という町
神戸駅から南に位置する、ハーバーランドに住んで15年になります。兵庫県で一番の繁華街は、三ノ宮です。JRでは、三ノ宮駅、そして、西に行くと元町駅、その次に神戸駅となります。この三つの駅は、徒歩圏内で比較的近い位置にありますが、西に進むほど、少し落ち着いた雰囲気になるように思います。神戸中心部から北に向かえば、北野異人館で有名なエリアがあります。明治時代の外国人の居留置として、異国文化残る建物が楽しめます。南に行けば、メリケンパークやハーバーランドがあります。海を眺める公園は綺麗に芝生が整備され、週末には、多くの人がそこに座り海を眺めているのどかな光景が見られます。また、いくつかの遊覧船が運航し
中郡二宮町
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ノスタルジーでゆったりとした時間が流れるこの街で過ごすと、心がほっとします
祖母が住んでいて小さい頃、夏休みや正月に沢山遊びに行っていました。夏休みになると、従姉妹も集まり、子どもたちで家の隣の山を探検していました。今は若い人が少なくなったからか、山を管理する人が居なくなったのか、草が生い茂って入れなくなっているような山です。その山にはサワガニやカブトムシが沢山居て、子どもたちの格好の遊び場でした。木からぶら下がったツルでターザンごっこやブランコを作ったり、筍やツクシ、蓬を持ち帰っては祖母と一緒に料理したり。祖父が持つ畑で一緒に野菜を収穫したりもしました。山と海に囲まれた場所であるため、少し車を走らせて、海水浴を楽しむこともありました。 自然豊かで綺麗な川が流れるこ
川崎市多摩区
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ドラえもんの聖地・向ヶ丘遊園は緑と情緒溢れる子育てに優しい街です
神奈川県川崎市多摩区の多摩川付近の向ヶ丘遊園で子育てをしました。新宿から電車で約20分。向ヶ丘遊園駅は小田急線始発駅で、高原風の屋根がとてもかわいい駅舎です。都会から近いにも関わらず、多摩丘陵の一角である生田緑地には蛍やタヌキが生息しています。升形山は横穴式の古墳があり、山へ登る階段は今年新しく更新されました。 地元の東生田小学校は集団登校があり、子供たちの縦の繋がりができて、上の子が下の子をお世話します。学校が終わると、山で遊んで昆虫採集をしたり、秘密基地を作ったり。日曜日には升形山の山頂でアスレチック遊技で遊び、展望台からは横浜のベイブリッジや新宿のビル群を眺めました。そのあとは生田緑地
鹿児島県徳之島町
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本当は知られたくない魅力的な離島「徳之島(鹿児島県)」に移住しました
2024年3月、私たちは神奈川県逗子市から鹿児島県の徳之島(離島)に移住しました。都会の喧騒を離れ、自然豊かな南の島で、夫婦2人とゴールデンレトリーバーの愛犬と共に、新たな生活をスタートさせています。 <移住のきっかけ> 2023年10月に訪れた奄美大島・加計呂麻島・徳之島への旅行でした。リモートワークの仕事ということもあり、以前から移住を検討していた私たちにとって、この旅行はまさに運命の出会いとなりました。沖縄、宮崎、宮古島、石垣島など、様々な場所を検討しましたが、なかなか心がときめく場所に出会えませんでした。しかし、徳之島を訪れた瞬間、私たちは「ここだ」と確信しました。 <一目惚れした
豊島区東長崎
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僕が幼少期から住み続ける、昭和の雰囲気漂う商店街と歴史を楽しむ町、東長崎
自分は小学校4年生の途中までは埼玉県の狭山市で過ごし、親の都合で引っ越して以来33年間住み続けています。もともと東長崎は母方の実家がある場所で、小さい頃はちょくちょく母親に連れられ、隣の同い年の男の子とよく遊んでいたのを覚えています。 東長崎駅は西武池袋線の池袋から2つ目にあり、各路線「都営大江戸線落合南長崎駅」や「有楽町線千川駅」が徒歩圏内です。通勤の利便性が高く、昔から住みよい町として人気があります。実際、いまだに住み続けているのは住み心地が良いからなのかもしれませんね。 東長崎駅には、長崎銀座通りという商店街があります。古いお店は経営者が高齢になりお店をたたみ、新規参入の店舗などが混