不動産を直接売り買いする人たちの掲示板「家いちば」

田舎図鑑

生まれ育ったまちの思い出を残したい

忘れたくない景色、伝えたい記憶。

ここに残すことで、また誰かがこのまちに興味を持ってくれるかもしれない。

そんな思いをあなたに届けたい。

みちのく福島
福島県福島市
2,405
1
とにかく人が良いです。おっとりした性格、人に優しい人が多く、地元の人に触れ合うと心がなごみます。近年餃子の店が増え、密かに餃子の街になろうとしているようです。都市としては、県庁所在地の割に発展しておらず、市政が下手。人口がなかなか増えないです。3.11の影響も当初はあったものの、今は特に影響が無くなり、地元の人は普通に暮らしています。良くも悪くも、昔からあまり変わらない街。山に囲まれた盆地で、北国なのに夏は暑い。冬の積雪はあまり積もらないものの、寒さは厳しいです。建物としての風景は新しくなりつつも、それに伴う街の賑わいは穏やかなまま。現在、福島駅西口、東口共に駅前の再開発が始まっていて、これが起爆剤になって活性化して欲しいところです。東北唯一の競馬場となる福島競馬場があり、飯坂温泉、土湯温泉、高湯温泉、福島市中心部から車で30分以内で行ける個性豊かな温泉が3つもあります。
信州梓川
長野県松本市
6,481
7
上京して20年弱が経ち、母も認知症となって施設に入り、誰も住まなくなった長野県の実家。一時は手放そうと考えていましたが、3歳と1歳の息子に自然豊かな地で遊ばせたいという思いから、もうしばらく別荘として利用することにしました。 かつてここに住んでいた頃は何にも無くてつまらない場所だと思っていましたが、美しい自然や新鮮な野菜や果物、温泉など、たくさんの観光地もあり、今では時々帰りたくなる、第二の拠点となりました。私の住む梓川周辺は「信州」の名をブランドとして、信州そばや信州サーモン、わさびや林檎などが有名です。桃とネクタリンの自然交配によって生まれた「ワッサー」や、隣町「波田町」の「下原(しもっぱら)すいか」も美味しく、シーズン時はこいつを目当てに帰ることもあります。 写真にある「国営アルプスあづみの公園」は、近所の堀金にあるとても大きな公園で、このような子供と過ごしやすい場所が多くあるのも、子育て世帯には嬉しい場所だったんだなと、家庭を持つことで気付かされました。 昔は何にも無かった実家の周辺も、今は新築の家が随分と増えました。土地が安いことから、移住してくる人も多いようです。
石巻
宮城県石巻市
2,283
1
石巻に懐かしい思い出があります。妻と知り合って最初の旅行で、年越しドライブに松島方面を目指し、当時、アメ車のオフロード車に乗っていたものだから、好きこのんでひと気のない林道に入り込み、しかし日本の林道に米国製は不向きであったようで、あえなく路肩で車輪が空回りしスタック。まだ携帯電話が普及する前の時代、救援を呼ぶ手段もなく、そのうち雪が降り出し、いそいで麓まで歩いて下り、見知らぬ民家の戸を叩き、図々しく電話を借りることができました。その時の家主のあばあちゃんが温かいストーブとお茶でもてなしてくれたことが忘れられないです。JAFが来るのは明日となり、雪がやまなければ最悪は春まで待つことになるかもしれないということで、意気消沈して、仕方なく街に出てひと晩過ごすことにしました。その街がたまたま石巻だったのです。旅の予定になかった出来事で、鄙びた旅館にやっとのこと空いている部屋を見つけ、散々な思いで、しょうがないから飲み歩こうと夜の石巻の街を妻と半ばやけくそに練り歩きましたが、それがどうしようもなく笑えてしまい、この人となら苦楽を共にできそうだと感じました。結婚を決意した瞬間でした。あれから30年ほどが経ち、その間に大震災などもあり、久しぶりに訪れてみると記憶にある当時の街並みとだいぶ変わってしまったようで、しかし、羽黒山に上る階段に当時の名残りを見ました。津波被害が著しかった海沿いの一帯は、街が完全に消え去り、現在は公園としてはかなくも美しく整備されていることに心を打ちました。石巻に出会えて、ほんとうによかったと思います。
糸島
福岡県糸島市
7,798
2
福岡県福岡市から西へ30kmのところに位置する、福岡県糸島市。この糸島市に7年の間暮らしていました。 都会に近いといっても、首都圏とは違い、今でも季節の風習が残っていたります。初盆にはご先祖さまを送るための盆踊りが、地域の人たちの横笛の調べに乗って、しっとりと踊られていました。まるで日本映画のワンシーンのような風景を体験して、盆踊りというのはこういうことなのだと改めて知らされました。そんな昔の風習がいまだに色濃く残っていたりする反面、近年は観光で訪れる人も多く、特に日本で一番大きい直売所であろう、JAの経営している伊都菜彩はいつも賑わっています。福岡のうどんはやわらかいうどんで、福岡に暮らしてみるまで、うどんはどちらかというと好きではなかったのですが(そば派ででした)、福岡で食べるようになってハマりました。伊都菜彩にもうどんが食べられる食堂があり、ここのうどんも手軽な値段で美味しくて大好きです。あとは福岡以外ではあまり食べられていないであろう、鯖を生の刺身で食べる、ごまサバ。新鮮な鯖にごまだれをかけてあるものが、たいていどこの居酒屋にもメニューにあったりします。そして冬は牡蠣小屋です。糸島のいくつかの漁港に牡蠣小屋があり、糸島で養殖されている牡蠣を網焼きで食べることができます。魚介だけでなく、肉も野菜も米もお花も、地元産で賄えるほど、農業の盛んな豊かな地域です。 なんだか食べ物の話ばかりになってしまいましたが、綺麗な海や山もあり、本当にいいとろだらけの大好きなところです。
湘南二宮
神奈川県二宮町
5,246
12
祖母が住んでいて小さい頃、夏休みや正月に沢山遊びに行っていました。夏休みになると、従姉妹も集まり、子どもたちで家の隣の山を探検していました。今は若い人が少なくなったからか、山を管理する人が居なくなったのか、草が生い茂って入れなくなっているような山です。その山にはサワガニやカブトムシが沢山居て、子どもたちの格好の遊び場でした。木からぶら下がったツルでターザンごっこやブランコを作ったり、筍やツクシ、蓬を持ち帰っては祖母と一緒に料理したり。祖父が持つ畑で一緒に野菜を収穫したりもしました。山と海に囲まれた場所であるため、少し車を走らせて、海水浴を楽しむこともありました。自然豊かで綺麗な川が流れるこの地域では初夏になると沢山の蛍が見られるスポットもあります。毎年、夏休みになって祖母の家に行くことを心待ちにしていました。元旦には吾妻山という名所である山に登り、初日の出を拝みます。満開の菜の花と、日の出と海の見える景色は他にはない素晴らしい景観です。最近でも年に数回は祖母の家に行きます。東京から東海道線1本で1時間弱の場所ではありますがなんとも言えないノスタルジーでゆったりとした時間が流れるこの街で過ごすと心がほっとします。 そんな思い出の場所でもあるこの地で結婚式を挙げました。海辺にある「指帆亭」という元別荘を改装したレストランです。ゆったりとした海を眺めることができ、美味しい料理を楽しめる素敵な場所です。少しずつ人口が減り、若い人たちが減っていることを年々感じますが、この海と山に囲まれた場所の魅力に惹かれて移住する人も最近はちらほら居るようで、最近は駅周りや海沿いにいくつかオシャレな飲食店も増えてきています。駅周りのなんとも言えない寂れた雰囲気と、駅から海に向かう道から覗く海の風景が好きです。
横浜
神奈川県横浜市
8,292
2
大学入学で田舎から出てきて一人暮らしを始めた若かりし頃の思い出の詰まった街であり、大学卒業後はいったんは東京に引っ越したもののまた横浜に戻って家を買い、通算で20年以上住んできたまさしく第二の故郷です。とはいえ、昔からくらべると良くも悪くも変わってしまったところも多い進化し続ける大都市であり、その意味で、あまり深い愛着はなく、僕が好きなのはひと昔前のヨコハマかもしれません。「港町ヨコハマ」と言われますが、港っぽい雰囲気があるのは広大な市域のごくわずかであって、大部分は郊外の内陸部で、僕が住んでいるのもそんな一角です。崖地や階段が多く、ちょっといけば畑が広がるような場所もあります。人口370万の世界的な大都市ですが、その田舎っぽさがむしろ好きです。緑豊かな大きな公園や動物園、ショッピングセンターなどが市内に豊富にあり、住むのには本当にいい場所です。 観光としては、今はみなとみらいに一極集中という感じです。たしかによく整備された海沿いのプロムナードを徒歩や自転車で散策するとよい休日を過ごせます。赤レンガ倉庫、象の鼻パーク、大さん橋、山下公園、港の見える丘公園、元町と散策スポットがずっと続きます。かつてはこれら港湾エリアのほとんどが立入禁止となっていて、夜中に忍び込んで遊んでいた頃が懐かしいです。赤レンガ倉庫なんかは、至るところがペンキで落書きをされて治安の悪い感じの場所でした。そんな廃墟が今や観光のシンボルとなっていることに感慨深いものがあります。
九州対馬
長崎県対馬市
3,766
3
まいそうなほどスリルで、晴れていれば韓国も見える大パノラマが待っていました。ハラハラ感と開放感が同時に体感できる山です。 日常生活では、動植物にいやされ、いただき物の受け渡しもよくあります。対馬特有の植物も多く存在しています。絶滅危惧種の花、ヒトツバタゴは、春になると見られるおなじみの光景です。夏になると月下美人という、一晩だけしか咲かない花の鑑賞会がはじまります。自然と近所の人たちがみんな集まって花を眺める様子に、わたしは豊かさを感じました。小さな集落であるほど、地域の人との交流が濃密になります。また、よく散歩をするのですが歩いているだけで癒やされます。ノラネコが我が物顔で街で暮らしているからです。つい、ツッコみたくなるような行動に笑ってしまいます。しかし、かわいいノラネコですがどんどん数が増えている問題があります。他にも、世界各国のゴミが大量に海に流れ着くなど、住んでみて気づく改善点もみえてきました。島の恵みに恩恵をうけている以上、いつまでも美しい自然が残ってほしいと願っています。最後に、未開拓の地にわくわくする人、リアル・ジャングル・クルーズを味わいたい人、自然に癒やされたい人は、ぜひ対馬を体感しに来てください。
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