保健室だより
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「デベ」という生き物
Netflixの「地面師たち」が人気ですが、このドラマで詐欺の被害者として描写される「デベロッパー(デベ)」の人たちに多少の同情と関心を持ったかもしれません。私自身もその業界にいた者として、ひとこと感想を述べたいと思いました(ネタバレあり)。 国内では、三井不動産、三菱地所、住友不動産などの財閥大手を筆頭に、東急不動産、野村不動産、それに続くダイワハウスや積水ハウス(これは言わずと知れたドラマのモデル)などのハウスメーカー系や、最近ではヒューリックのようなファンド系が台頭してきています。森ビルのような再開発を主力とする企業もいます。私がいたのはマンション専門のデベロッパーでしたから、これもま
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「リノベーション」が日本に根付いた歴史
ひと昔前、「リフォーム」という言葉が広まりました。確か「劇的ビフォーアフター」というテレビ番組が人気となったあたりからと記憶しています。それ以前は、表す言葉が存在しないくらい、その行為自体が珍しいものでした。せいぜい、「壊れたから修繕」や「狭くなったから増築」をするくらいでした。 そしていつしか、「リノベーション」という言葉が一般的になりました。これを最初に広めはじめたのはアートアンドクラフト(https://www.a-crafts.co.jp/)やブルースタジオ(https://www.bluestudio.jp)あたりで、1990年代後半頃です。その後、そのライフスタイルに共感して同様
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「多拠点ライフ」の人が増えてます
2015年に家いちばをスタートする時に、いらなくなった空き家を一体どういう人が買うのだろうと仮説を立てた。当時すでに「マルチハビテーション(多拠点居住)」という言葉があり、先行してそういうライフスタイルを送っている人たちがいた。人口が減っている中で、空き家の受け皿になるのはこういう人たちだと考えた。フタを開けてみると、その読みが見事に当たった。 多拠点ライフとはどんなものか? 多拠点ライフも、いわゆる「別荘(セカンドハウス)」に近いが、別荘の場合、あくまでも本宅の存在があって、余暇や避暑を目的に一時的に泊まるという感覚だ。一方の二拠点あるいは多拠点ライフと呼ぶ場合は、主と従の関係がやや曖昧に
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不動産の勉強をするなら何からはじめるか?
学びのきっかけはさまざま 不動産を学びたいという動機ですが、不動産投資をしてお金儲けをしたいのか、不動産に関する事業をはじめたいとか、あるいは純粋な興味の対象なのか、様々あるでしょう。Netflixの「地面師たち」を観て不動産の世界に興味を持った若い人もいるかもしれませんね。 不動産の正体は「権利」 まずは、不動産とは何か?です。ひとことで言えば「権利」です。主には、「所有権」です。日本では土地にも建物にも、個人の所有権が認められます(国によってそうでない場合もあります)。言い方を変えると、土地も建物も「誰か」所有者がいます。この権利がとても強いもので、所有権さえあれば、その所有者が自由に使
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田舎の不動産が流通しない最大の理由
家いちばで仕事をしていると、500万円以下の価格でも活発に取引が成されており、「なぜこんなに取引されるのに、不動産市場であまり見かけないのだろう?」と思っておりました。しかし、実際に計算してみると、不動産業者が取り扱わない理由が見えてきました。 不動産取引にかかる費用に関して、まずは経費の中の人件費で考えてみます。査定・現地調査・広告作成&掲載・売買契約書類作成・(融資手続き)・売買代金の授受・所有権移転をすべて行うにも、最低でも60時間かかります。働き盛りの不動産営業マンの人件費は最低でも2,000円は超えていますから、それだけで120,000円はかかります。当然、車や電車を使って各地を動
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古民家などを後世に残す「重要伝統的建造物群保存地区」
古い建物が次々と壊されていく日本の現状 都市開発が進む一方で、昔から残されてきた古い建物が次々と壊され、消えていってます。中には歴史的に貴重な建物も数多く含まれ、惜しまれながら解体されてます。ビルやマンションを建てたほうが儲かるからにほかなりませんが、長い目で見た時の損失ははかりしれません。しかし、どうしても人間というものは目先のことで精一杯になりがちで、なかなかこの流れを止められません。ヨーロッパなど海外の都市と比べても、日本がこの分野で遅れていることは明らかです。 重要伝統的建造物群保存地区が広がっている しかし、日本政府も指をくわえて見ているだけではありません。その成果が文化財保護法に
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持ち家か賃貸か?はこれで解決
「どっちが得か」で単純に比較できない もともと住む家があれば別ですが、新しい場所に移り住もうとする時に、その住居を買うのか、借りるのか、迷うところです。住宅情報誌などでも「持ち家vs賃貸」という特集がよく出され、常に注目されるテーマのひとつです。しかし、それら特集記事を読むと、それぞれの場合の支出金額をトータルで比較されたりしていますが、これにはちょっと待ったです。この2つを経済的に「どっちが得か?」とこのように単純合計で比較することはナンセンスです。例えば、家賃に払う支出とローンの返済で払う支出では意味が全然違います。前者は「費用」であり、後者は「投資」です。この違いを正しく理解するのに「フ
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【現在進行中プロジェクト】築古戸建賃貸化リノベーションプロジェクト
現在、家いちばのコンサルティングでは賃貸用戸建の改修工事プロジェクトが進行中です。元々、オーナーさんが賃貸の投資用に購入したものの、建物が古いばかりになかなか賃貸物件として市場に出す事ができなかった築60年程の戸建の改修プロジェクトです。なぜ、改修する流れになったかというと、周辺環境、市役所への調査、周辺相場からのデータ分析の結果、適切な改修を行うことで、賃貸住宅として運営できるポテンシャルが十分にあることを家いちばにて分析と調査を行い、オーナー様へのご提案の結果、賃貸住宅として運営するための改修工事を行うに至りました。 本改修工事には、設計事務所も参画して貰い周辺の賃貸住宅とは少し変化を付
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新築マンションの魅力
現在、新築マンションの建築費が高騰しており、2023年度の東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県新築マンションの平均価格は8,108万円で、おととしより約29%も上回ったと言われております。昨今は、少し前よりもリノベーション、DIYなども世の中に広まり、中古マンションの人気や価値も上がっていますが、新築マンションの価格上昇には追いつきません。 では、新築マンションの魅力はなんでしょうか。私自身、元は新築マンションを建築する会社に所属していたので、その仕事をする中で感じたことを踏まえてお話したいと思います。 土地価格高騰の中で、平均面積(占有面積)も変化しています。分譲時価格の上昇を抑えるために
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建物はなぜ「老朽化」するのか?
人が「老いる」のと建物とでは違う 建物を「老いる」と言うと、まるで建物が「生き物」みたいですが、そんなことはありませんよね。建物は骨組みや仕上げ材などたくさんの部材や設備機器などの集合体でしかないので、生き物ではありません。細かく見ていくと、個々の部材や機器が、自然現象として劣化していきます。摩擦や振動による摩耗、空気や紫外線に当たることによる酸化、硬化、その他衝撃等での破損や汚れの固着による美観悪化など、さまざまな「劣化」現象が起こりますが、これらは時間が経つにしたがって進行していく、止められないものです。最終的には、ひびが入って漏水したり、機器が動かなくなったりします。建物が古くなると、こ
それ、売ってはいけない
...かもしれません。
その家には、
まだ役目が残っているかもしれない。
そんなふうに迷ったときのための
場所があります。
売ること以外の選択肢、ここから始まります。



