保健室だより
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不動産の勉強をするなら何からはじめるか?
学びのきっかけはさまざま 不動産を学びたいという動機ですが、不動産投資をしてお金儲けをしたいのか、不動産に関する事業をはじめたいとか、あるいは純粋な興味の対象なのか、様々あるでしょう。Netflixの「地面師たち」を観て不動産の世界に興味を持った若い人もいるかもしれませんね。 不動産の正体は「権利」 まずは、不動産とは何か?です。ひとことで言えば「権利」です。主には、「所有権」です。日本では土地にも建物にも、個人の所有権が認められます(国によってそうでない場合もあります)。言い方を変えると、土地も建物も「誰か」所有者がいます。この権利がとても強いもので、所有権さえあれば、その所有者が自由に使
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自分でやれることは自分でやろう
ブラックボックス化する世間の流れ 世の中便利なもので、蛇口をひねれば水が出るし、スーパーに行けば食料が何でも揃います。しかしその影には、浄水場で働く人や野菜や肉を運ぶ人、さらにはそれらを生産する農家など、我々は日々たくさんの人に支えられながら生きています。とてもありがたいことですが、一方でこれらが全て「ブラックボックス化」している現実もあります。店で売られている食品が本当に安全なのか、正直よく分かりません。そのため、さまざまな法律や規制があって、「消費者」が守られていることになっていますが、その実態もよく分かりません。もういちいち疑っていては生きていけないので、諦めもあるし、それが当たり前にな
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【現在進行中プロジェクト】築古戸建賃貸化リノベーションプロジェクト
現在、家いちばのコンサルティングでは賃貸用戸建の改修工事プロジェクトが進行中です。元々、オーナーさんが賃貸の投資用に購入したものの、建物が古いばかりになかなか賃貸物件として市場に出す事ができなかった築60年程の戸建の改修プロジェクトです。なぜ、改修する流れになったかというと、周辺環境、市役所への調査、周辺相場からのデータ分析の結果、適切な改修を行うことで、賃貸住宅として運営できるポテンシャルが十分にあることを家いちばにて分析と調査を行い、オーナー様へのご提案の結果、賃貸住宅として運営するための改修工事を行うに至りました。 本改修工事には、設計事務所も参画して貰い周辺の賃貸住宅とは少し変化を付
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家いちばは「山いちば」?
「空き家のサイト」とよく言われる家いちばですが、土地物件もよく売れていて、売買される20パーセントほどが土地のみの案件です。過去の記事でも 「海が人気」な話(https://ieichiba.com/blog/519)はしましたが、このランキングの3位に上がる「山林」カテゴリーも気になるところです。 「山林」売ります掲示板 https://ieichiba.com/category/山林 なぜ山林の所有者となったのか 売られている山林物件を見てみると、1ヘクタール(1万㎡)を超えるのも珍しくありません。100メートルの正方形が1万㎡ですから、公式なサッカーコート並みの大きさを超える広さです
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田舎の不動産が流通しない最大の理由
家いちばで仕事をしていると、500万円以下の価格でも活発に取引が成されており、「なぜこんなに取引されるのに、不動産市場であまり見かけないのだろう?」と思っておりました。しかし、実際に計算してみると、不動産業者が取り扱わない理由が見えてきました。 不動産取引にかかる費用に関して、まずは経費の中の人件費で考えてみます。査定・現地調査・広告作成&掲載・売買契約書類作成・(融資手続き)・売買代金の授受・所有権移転をすべて行うにも、最低でも60時間かかります。働き盛りの不動産営業マンの人件費は最低でも2,000円は超えていますから、それだけで120,000円はかかります。当然、車や電車を使って各地を動
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不動産を「売る」ことを恥とする文化
家いちばという個人で気軽に不動産を売り買いできるサイトを目指してもう10年くらいやっているが、2025年3月現在の掲載件数(売り出し中物件の数)がまだ1000件ほどしかない。国内には使われてない空き家が500万戸ほどあると言われてるのに比べてその0.1%以下だ。多くのは空き家は売ることで新しい利用者にバトンを渡し、空き家が空き家でなくなる可能性が高い。なのにである。 空き家を売らない理由 「売ればいいのに売ろうとしない」空き家の持ち主。この人たちの心理をいつも考えながらこのサイトを運営している。そこで思うのが、何か「売ってしまうことの後ろめたさ」があるのではないか?だ。特に田舎でありがちだが
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工事会社へのお見積り依頼方法
「そうだ、リノベーションしよう!どこへ見積り頼もうか」の前に…建物のどの箇所をどんな風に、どんな素材を使ってリノベーションをするか、決めないといけないですよね。明確にやりたい事が決まっている場合、やりたい部分が限定的な場合には工事見積依頼は簡単ですね。例えば「古くなったお風呂を新しくしたい」「和室で畳敷きの部分をフローリングにして洋室化したい」などという場合には工事会社さんなどに直接依頼を行っても良いかもしれません。しかし、やりたいことが明確でない場合「築古の実家をリノベーションして使いやすい間取りにしたい」「中古の家を買ったので自分の家族に合った間取りや仕様にしたい」などという場合は図面等を
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建築と不動産のあいだ
2つの業界の距離感 ちょっと業界の話をします。「家」に関して言えば「建築」でもあり、「不動産」でもありますが、これら2つの業界の間には、大きな溝があると言われてます。 根っこには許可業法がそれぞれ全く別の法律(宅建業法と建築士法など)で規制していることもあり、それぞれに協会などの公的団体が存在して組織化されている点があります。これは、どこの業界でもある話と思います。業界を取り締まる法律が異なれば、考え方や優先順位などが変わってくるのも当然です。 それぞれで働く「人」の違い しかし、本当に深刻なのは「人材」の問題です。ほとんど仕事の対象は同じものなのに、建築と不動産の業界ではそれぞれ異なるキ
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「違法建築」をどうするか?
多岐にわたる建物関連法律 意外と他人事でない「違法建築」の話をします。まず、建物に関連した法規制がたくさんあります。都市計画法や建築基準法、消防法、自然公園法などのほかに各市町村で細かな条例を定めていることも多いため、どういう法令の規制の対象となっているかを調べ上げることからやる必要があります。この時点ですでに素人では容易にチェックできない領域に入ります。 街並みや安全性を建築基準法が大きく左右する それでも、メインは「建築基準法」であり、相当に細かい内容となっています。大きくは都市計画的な規制と、防火や避難といった災害時の安全性に関わるものが主な内容です。特に「容積率」と「高さ制限」に関す
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「ペット共生型賃貸」そして「猫賃貸」
新規ペット飼育数の増加 昨今、犬や猫と暮らすことをテーマにした賃貸住宅が増えています。特にコロナ禍に、在宅時間の増加や癒しを求める傾向から、新規のペット飼育数、飼育世帯数が増加したとの統計もあります。特に、猫の飼育数が増えているとのデータもあります。これにより、ペットと共に快適に暮らせる住環境へのニーズが高まり、ペット共生型賃貸住宅などが増えてきています。現在、賃貸市場では供給が増えて空室率が上昇しているため、不動産会社や大家は競争力のある物件を提供する必要があり、ペット共生型の賃貸住宅は、そういった特定の需要を狙うことで安定した入居率を確保しやすくする工夫の1つでもあると言えるでしょう。
それ、売ってはいけない
...かもしれません。
その家には、
まだ役目が残っているかもしれない。
そんなふうに迷ったときのための
場所があります。
売ること以外の選択肢、ここから始まります。



