不動産を直接売り買いする人たちの掲示板「家いちば」

田舎図鑑

鴻巣アートの森
埼玉県鴻巣市
44
0
お気に入りに追加

森の素材が、子どもたちの手の中でアートになる鴻巣アートの森に入ると、足元にはたくさんの素材があります。落ち葉。小枝。木の実。石ころ。土。木の皮。普段なら通り過ぎてしまうものも、子どもたちの手にかかると、急に表情を持ちはじめます。「この枝、動物の角みたい」「この葉っぱ、魚のしっぽに見える」「この石、顔にしたらおもしろい」森の素材には、ひとつとして同じものがありません。曲がった枝、虫に食べられた葉っぱ、ざらざらした木の皮、少し重たい石。それぞれが、自然の時間をまとっています。子どもたちは、それらを拾い、並べ、組み合わせながら、自分だけの形を見つけていきます。小枝の家。落ち葉の羽。木の実のごちそう。土の上に描かれた森の地図。完成した作品を持ち帰ることが目的ではありません。風が吹けば形は変わり、雨が降れば森に戻っていく。でも、その場で見つけ、感じ、考え、手を動かした時間は、子どもたちの中に残ります。森の中の造形活動は、自然を材料にするだけではなく、世界と仲良くなる時間です。落ち葉一枚から物語が始まり、小枝一本から世界が広がる。鴻巣アートの森は、まだ名前のない発見が生まれる場所です。

鴻巣アートの森のある地域について鴻巣アートの森のある地域で好きなところは、まず空が広いところです。建物に囲まれすぎていないので、風の流れや季節の変化を感じやすい。春には草木が動き出し、夏には緑が濃くなり、秋には落ち葉や木の実が増え、冬には森の輪郭がくっきり見えてくる。都会のように、便利なものがすぐ近くにそろっている場所ではありません。でもその分、子どもたちが自分の目で見つけるものがたくさんあります。小枝、葉っぱ、虫、土、石、風の音。何もないように見える場所に、実はたくさんの素材と発見が隠れている。そこがとても好きです。一方で、嫌いなところ、というより少し困るところもあります。駅から近いわけではなく、車がないと行きにくい。草も伸びるし、虫もいるし、夏は暑く、冬は寒い。整えようと思えば、手間も時間もかかります。でも、その不便さや手間の中に、この場所らしさもあります。何でもすぐに手に入る場所ではないからこそ、そこに行く意味が生まれる。自然は、人間の都合に合わせてはくれません。だからこそ、こちらが耳をすませたり、手を動かしたり、工夫したりする必要があります。鴻巣アートの森のある地域は、便利さだけで測れば、少し不便な場所かもしれません。でも、アートの場所として考えると、その不便ささえも大切な素材になります。好きなところも、少し困るところも含めて、この土地には「何かを始めたくなる余白」があります。その余白の中で、子どもたちと一緒に、これからもいろいろな発見を重ねていきたいと思います。

このエリアの売ります物件

埼玉平野 エリア

もっと見る
FAQ
よくある
ご質問