宿場町の古民家を借り上げてDIYシェアハウスにリノベーション
知り合いの実家でとても古い空き家が借り手がいなくて困っているというので見に行ったら、とてもいい雰囲気の古民家だったので、この建物を自分が丸ごと借りて、ちょうどやってみたいと思っていたシェアハウスにしようと考え、交渉したら、いいよということなりました。まず、大家さんとどういう契約にしたほうがいいかをアドバイスしていただきたいです。シェアハウスにする改修費用は私の負担で比較的自由にやれればと考えていますが、そういうのが賃貸で許されるのかよく分かりません。また、予算が限られているので、改修費用をおさえつつ、それでもこの古民家の良さを生かした企画やデザインにしたいです。 【物件概要】 場所:東京都品川区 土地:217.82㎡ 建物:110㎡ 構造:木造2階建、築63年 用途:住宅、シェアハウス 現況:空き家 【コンサルティング内容】 オーナーとの賃貸契約書では、造作可能とし、なおかつ原状回復をある程度免除してもらう内容を盛り込めば大丈夫です。細かい点では、今後の修繕でのオーナーとの負担区分について一定のルールを決めておくのがいいでしょう。注意する点としては、将来的にシェアハウス運営がうまくいかずに店じまいにならざるを得なくなった場合に、途中解約のルールについても今の時点で決めておくのが、万が一の時にもめないで済むと思います。改修費用は、DIYでやることを積極的に取り入れて費用を抑える方法があると思いますが、専門業者に頼まないとできない部分もあるので、そこの調整をうまくやる必要があります。そのほか、水回りなど、できるだけ使えるものは修理して使うくらいで予算的にはちょうどいいくらいになるのではないでしょうか。 <実施内容> ・一括借上げの賃貸借契約の交渉 ・企画、プランニング ・改修設計のプロデュース ・工事見積対応、予算調整 ・DIY工事の安全管理 ・シェアハウス募集のアドバイス (家いちばコンサルタント 藤木哲也)
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