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家いちば見聞録

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見聞録

日本の焼き物の里の中で「益子焼」のどこが違うのか

栃木県益子町|多くの陶芸作家の集まる益子の町 益子焼と聞いても、正直あまり高級なイメージがない。私の故郷九州では実家の近くに伊万里焼や有田焼があって、それらには芸術品的な繊細さがある。すなわち、益子焼を少し「下に見ていた」わけだが、益子町に訪れてみて、その先入観は打ち砕かれた。 確かに、益子焼の起こりが江戸の幕末の頃で、比較的新しい。ルーツは滋賀県の信楽焼にあり、そこの職人が隣町の笠間に移り住み窯業を始め、それがしばらくして益子に伝来してきた。益子焼は、笠間焼と比べても後発である。しかし、現在の知名度では、益子焼のほうが上回っているようだ。何が違ったのだろうか。 賑わう「陶芸市」とそれを

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見聞録

“ガーデンシティ”水戸を生んだ幕末の名藩主

茨城県水戸市|徳川斉昭が創設した偕楽園と弘道館 私が最近注目しているエリアのひとつが、茨城県である。魅力度としては全国ワースト2位の県であり、その中心となる水戸市が県庁所在都市としては人口が全国37位と小ぶりでやや印象が薄い。茨城の地味な理由は明確で、周辺には国立公園や世界遺産クラスの観光名所がないからだ。しかし、観光の知名度と暮らしやすさは別物だ。それは、行ってみれば分かる。 広大な都市公園が残る中心部 まず、水戸の中心部に向かうと、広大な緑地を目にする。芝生と湖(千波湖)があって視界が開けていて、一見すると田舎の風景に見える。しかし実は、ここは県立公園として指定されたエリアで都市計画で

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