田舎図鑑
近畿神戸
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異国の文化の中の残る日本の歴史と私がみた神戸という町
神戸駅から南に位置する、ハーバーランドに住んで15年になります。兵庫県で一番の繁華街は、三ノ宮です。JRでは、三ノ宮駅、そして、西に行くと元町駅、その次に神戸駅となります。この三つの駅は、徒歩圏内で比較的近い位置にありますが、西に進むほど、少し落ち着いた雰囲気になるように思います。神戸中心部から北に向かえば、北野異人館で有名なエリアがあります。明治時代の外国人の居留置として、異国文化残る建物が楽しめます。南に行けば、メリケンパークやハーバーランドがあります。海を眺める公園は綺麗に芝生が整備され、週末には、多くの人がそこに座り海を眺めているのどかな光景が見られます。また、いくつかの遊覧船が運航し
山形県川西町
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美味しい食べ物、のどかな風景、ゆったりと時間が流れている雪国の町です
母の実家でよく祖父母に会いにこの町に行っていました。春休み、夏休み、冬休みによく行っており、上野駅まで祖母が迎えに来てくれていました。祖父母はとても私に甘く、欲しいものは何でも買ってくれました。今では立派な甘えん坊です。 冬は過酷な雪があり雪国独特のさび色のアスファルトが町中にありますが、夏には花火大会、花笠祭り、獅子踊があります。大人になってから見ることができていませんが、今でも頭の中に笛の音、太鼓の音が流れてきます。この獅子踊が小さい頃は怖かった思い出があります。衣装が綺麗なのですが顔が見えなくてどこか不気味なんです。祖父のバイクの後ろに乗り山を登ったのもいい思い出です。祖父は自転車店を
文京区千石
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朝ドラの舞台「小石川植物園」の隣り町
文京区千石と聞いてもなじみのない方が多いと思いますが、僕が結婚以来10数年住んでいる町です。千石の町名は、町の南側を流れる千川の「千」と、その地区名の小石川の「石」を引っ付けたいわゆる合成町名で、朝ドラの舞台「小石川植物園」の隣り町です。町内にはこれといって何もないのですが、そこがまた良いところで地下鉄を降り地上に出るとほっと息がつける、そんな町です。これから梅雨があがりますと、緑が一層輝きを増し散策にはもってこいの季節になりますので、「小石川植物園」から足を延ばしてお越しください。 ここでは、千石“周辺”のお勧めスポットについて紹介します。まずは、最近では、インバウンドの回復もあり海外から
中郡二宮町
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ノスタルジーでゆったりとした時間が流れるこの街で過ごすと、心がほっとします
祖母が住んでいて小さい頃、夏休みや正月に沢山遊びに行っていました。夏休みになると、従姉妹も集まり、子どもたちで家の隣の山を探検していました。今は若い人が少なくなったからか、山を管理する人が居なくなったのか、草が生い茂って入れなくなっているような山です。その山にはサワガニやカブトムシが沢山居て、子どもたちの格好の遊び場でした。木からぶら下がったツルでターザンごっこやブランコを作ったり、筍やツクシ、蓬を持ち帰っては祖母と一緒に料理したり。祖父が持つ畑で一緒に野菜を収穫したりもしました。山と海に囲まれた場所であるため、少し車を走らせて、海水浴を楽しむこともありました。 自然豊かで綺麗な川が流れるこ
甲州富士川町
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雄大な富士とアルプス天然水豊富な私の故郷、思い出がいっぱいです
青く広い空、櫛形山や南アルプスから流れ込んでくる澄み切った空気、そして甘くてごくごく飲める湧き水や井戸水、私はこのような自然豊かな富士川町(旧鰍沢町)でのびのびと育ちました。幼少期は近所の子たちと日が暮れるまで走り回り、本当によく遊びました。家の近くには今でも同級生のお友達の田んぼがあり、湧き水がこんこんと湧き出ています。当時はお腹がすいたら桑の実を採っては湧き水で洗い、お友達と楽しく食べたものでした。梅雨の季節には、ホタルが舞いました。夜空を見上げながら母と手を繋いでお散歩し、流れ星に願いを込めた日のことは今でも鮮明に私の心に刻まれています。 富士川町(旧鰍沢町)は歴史的にも軌跡を辿れる、
九州対馬
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片道切符で国境の島に移住したら、未開の地にワクワクしました
「対馬ってどこにあるの」移住先として知り合いにすすめられたとき、社会の教科書で名前は聞いたことはあるけど、場所すら知りませんでした。当時、わたしは漠然と島での暮らしにあこがれがあり、思いきって片道切符で移住を決めました。 まず感動したのは、海の綺麗さです。観光地としてはマイナーな対馬ですが、有名なリゾート地にも引けを取らない透明度の高さです。しかも、プライベートビーチを思わせるくらい人の少ない海岸が多く贅沢な時間を味わえます。そんな豊かな海からとれる海鮮類は、鯖を刺し身で食べれるほど新鮮です。プリプリの穴子、肉汁あふれるヒオウギ貝などやみつきになります。 次に、わたしが人生で一度は登りたい
横浜
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進化し続ける大都市であり、田舎っぽさもある心地よい港町
大学入学で田舎から出てきて一人暮らしを始めた若かりし頃の思い出の詰まった街であり、大学卒業後はいったんは東京に引っ越したもののまた横浜に戻って家を買い、通算で20年以上住んできたまさしく第二の故郷です。とはいえ、昔からくらべると良くも悪くも変わってしまったところも多い進化し続ける大都市であり、その意味で、あまり深い愛着はなく、僕が好きなのはひと昔前のヨコハマかもしれません。 「港町ヨコハマ」と言われますが、港っぽい雰囲気があるのは広大な市域のごくわずかであって、大部分は郊外の内陸部で、僕が住んでいるのもそんな一角です。崖地や階段が多く、ちょっといけば畑が広がるような場所もあります。人口370
豊島区東長崎
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僕が幼少期から住み続ける、昭和の雰囲気漂う商店街と歴史を楽しむ町、東長崎
自分は小学校4年生の途中までは埼玉県の狭山市で過ごし、親の都合で引っ越して以来33年間住み続けています。もともと東長崎は母方の実家がある場所で、小さい頃はちょくちょく母親に連れられ、隣の同い年の男の子とよく遊んでいたのを覚えています。 東長崎駅は西武池袋線の池袋から2つ目にあり、各路線「都営大江戸線落合南長崎駅」や「有楽町線千川駅」が徒歩圏内です。通勤の利便性が高く、昔から住みよい町として人気があります。実際、いまだに住み続けているのは住み心地が良いからなのかもしれませんね。 東長崎駅には、長崎銀座通りという商店街があります。古いお店は経営者が高齢になりお店をたたみ、新規参入の店舗などが混