僕が幼少期から住み続ける、昭和の雰囲気漂う商店街と歴史を楽しむ町、東長崎
自分は小学校4年生の途中までは埼玉県の狭山市で過ごし、親の都合で引っ越して以来33年間住み続けています。もともと東長崎は母方の実家がある場所で、小さい頃はちょくちょく母親に連れられ、隣の同い年の男の子とよく遊んでいたのを覚えています。 東長崎駅は西武池袋線の池袋から2つ目にあり、各路線「都営大江戸線落合南長崎駅」や「有楽町線千川駅」が徒歩圏内です。通勤の利便性が高く、昔から住みよい町として人気があります。実際、いまだに住み続けているのは住み心地が良いからなのかもしれませんね。 東長崎駅には、長崎銀座通りという商店街があります。古いお店は経営者が高齢になりお店をたたみ、新規参入の店舗などが混在しています。出入りが激しく、商店街の過疎化が進んでいるのは否めないところではあります。 そのなかに「ぶんぶく」という、今なお営業している玩具店があります。トイザらスなどの大型玩具店の参入により、個人の玩具店が軒並み閉店している中、希少な個人営業の町のおもちゃ屋と言えるのではないでしょうか。この「ぶんぶく」は、自分が小学生から中学生ぐらいまでよく利用していました。当時、空前のファミコンブーム只中。カウンターはガラスケースで中にゲームソフトが並び、バックカウンターはディスクシステムのゲーム書き換え機がおいてありました。また、世代的にSDガンダムのプラモデルが流行っていた時代で、お小遣いを握りしめて友達と買い物によく来ていました。 現在、東長崎駅近くには、2020年にオープンした「トキワ荘」があります。トキワ荘は、漫画の神様とも呼ばれる手塚治虫さんが、弟子や仲間の漫画家と一緒に、漫画を描きながら生活をしていた有名なアパートです。義父が手塚治虫が好きで、妻も大の漫画好き。先日妻に連れられ、トキワ荘に行ってきました。トキワ荘の外観は、昭和生まれの自分にはとても懐かしさが感じられました。アパート内は四畳半の狭い部屋ですが、あれこれとアイデアを出し合いながら、名作を描き上げた巨匠たちの暮らしの様子も印象的でした。中を見て回り、ちょうど自分が好きな永井豪さんの展示会をやっており、チケット購入でデビルマンの缶バッジをもらえたのがうれしかったです。
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