家いちばQ&A
農地法の許可を得るにはどうすればいいですか?
農地法の許可申請は、市町村役場にある農業委員会が窓口となります。申請には売主・買主双方の協力が必要で、主に買主に「耕作の意思と能力があるかどうか」が審査されます。市町村によって審査の厳しさに差があり、同じような条件でも通りやすい地域とそうでない地域があります。まずは、対象地の所在地を管轄する農業委員会に問い合わせ、許可の見込みがあるかを確認してみるとよいでしょう。
審査は月1回しか行われない地域も多く、申請から許可が下りるまで1か月以上かかるのが一般的です。なお、登記簿上の地目が「田」または「畑」となっている土地は、原則として農地に該当し、許可を得なければ売買ができず、所有権移転登記もできません。
ただし、最近では家庭菜園や週末農業など、地域によって柔軟に運用されるケースも増えています。どうしてもこの土地が気になるという場合は、まず農業委員会に相談してみてください。相談の結果をもとに、家いちばの宅建士が具体的な進め方をサポートします。
家いちば運営事務局
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