大阪府で唯一の村に佇む古民家、末永く活用して下さる方に
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ザ・古民家です。新築年は課税台帳では昭和10年となっています。登記簿謄本では草葺という記載の木造平家建ですが、現況はトタン板で覆われています。市街化調整区域にありますが、民泊可能と行政に確認しました。改修は必須ですが、民泊、古民家レストラン、別荘にいかがでしょうか。きちんと維持管理して、末永く活用くださる方にお譲りしたいです。千早赤阪村の市街化調整区域における平成7年より前から存在した建物については、建替えに伴い開発行為が発生せず、同一用途・同規模程度の建替えの場合、建築行為許可が可能なものと確認しています。が、古民家の意義を理解くださり、しっかり改修して次世代につなげられるような方にお譲りできれば大変嬉しいです。 登記では、宅地146.68㎡、山林1,560㎡という2筆です。現況の平地部分は、一段高くなった家庭菜園部分と車が6台くらい駐車できそうなスペースがあるので、300㎡くらいありそうです。井戸はありません。空家になって10年以上です。建物は、かわいそうなくらい手入れが行き届いておらず、改修する必要があります。2024年4月に、台所や外にあった浴室やトイレ(汲取りでした)などの水回りについては傷みが酷く解体したため、現状はインフラ設備がない状態です。設置する場合は、個別浄化槽(合併)の設置が必要です。改修費用ですが、自分の見立てでは、屋根に300万円くらい、室内に1,000~1,200万円くらいかかると思います。先々まで末長く活用いただくためにもこの時点で改修して頂きたく、価格をできるだけ低くしました。 私は、生まれ育った、大阪府で唯一の村「千早赤阪村」の過疎化をなんとか食い止めたいという熱い思いで、地域活性化と空き家バンクの取り組みを真剣に進めています。その取り組みを認めてくれた村の人から、あなたに引き取って欲しいと相談を受け、この古民家に出会いました。「空き家にしない、空き家を活用してもらう」ことがとても大事ですので、リフォーム業を本業としています。この物件の改修工事も、私が経営する工務店で請け負うこともいたします。 千早赤阪村は、大阪府の南部に位置し、富田林市、河内長野市、奈良県五條市、御所市、葛城市に隣接しています。楠木正成の出身地として知られ、役行者が修行したと言われる金剛山や棚田などの自然に囲まれた歴史と観光の村です。2014年に大阪府内で初の過疎地域に指定されましたが、金剛山の登山口として、大阪府民の森として、城跡など楠木正成ゆかりの地として、魅力的な観光資源がある地域です。古民家を生かしてカフェや工房にする人もおり、若い世代の創意工夫や新しい暮らし方に期待できると思っています。 現時点では土砂災害警戒区域の指定はありませんが、 大阪府のHPでは「がけ崩れの発生源となるおそれのある個所」とされています。建物の敷地の平地部分からは高さ3mくらいの自然の崖になっていて、崖の下は「山」の状態です。登記簿謄本において、土地の所在と建物の所在の番地が異なっています。土地家屋調査士によると更正できますが、買主さん負担でお願いします。
【物件概要】※古屋付土地 場所:大阪府南河内郡千早赤阪村 土地:146.68㎡(宅地)、1560㎡(山林) 建物:120㎡ 構造:木造草葺平家建 現況:空き家
新築年:昭和10年(課税台帳による) 附属建物:物置(木造亜鉛メッキ鋼板葺平家建、28.09㎡) インフラ:公営水道、プロパンガス、関西電力 固定資産税:3,700円(令和7年度) ※現状有姿、および公簿売買でのお取引きとなります。
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