レトロ好きにはたまらない家、気仙沼の街を一緒に盛り上げませんか
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昭和のレトロ感が懐かしい家です。トンネルが連なる街の風景は、ジブリの世界のようで、とてもノスタルジックです。かつて花街として栄え、全国からの多くの人を受け入れてきたこのまちに、新しい風が吹き始めています。 若手デザイナーが自分の事務所を移転したり、シェアハウスに若いメンバーが住み込んだり、新しい新婚夫婦の住居ができたり、「面白い外の人を受け入れて生まれ変わらせたい」と有志の方々が動かれています。 物件は、気仙沼の中心部、内湾エリアの山沿いにあります。元々は祖父が所有していた貸家で10年程前までは賃貸人が住んでおりましたが、退去後は空き家になっています。人が住まなくなって建物の老朽化が進んでおり、こちらでは使ったり貸したりする予定もないため、有効に活用して下さる方にお譲りできればと思います。 物件のある太田地区は、その昔は遠洋漁業から帰港した乗組員さんたちが滞在しお金を落とする花街として栄えました。気仙沼の中心地でもあり、できれば街を元気づけてくれるような方、住居兼店舗などで街に人を呼び込んでくれる方に購入いただきたいと考えております。 商業地域なので飲食や宿泊業も可能です。内湾に近く2階の窓からは海も少し見えますが、山側の高い位置にあるため津波の被害は受けていません。建物の裏の畑(2筆)もお付けします。現在、裏の畑はご近所のおばあちゃんが家庭菜園として活用されていて、家のまわりの草取りもしてくださっており、とても整っています。(ご自身で家庭菜園をしたい場合はおばあちゃんと相談して下さい。)気仙沼線BRTの線路脇に立地しておりますが、BRTはバス運行路線で本数も少ないため騒音はほとんど気にならないと思います。 建物はかなり老朽化しています。前の住人の残置物がありますので、建物と一緒に引取をお願いいたします。昔のテレビやステレオ、ポスターや剥製など、昭和レトロなものが多数残っています。また敷地内には駐車場がありませんが、ご希望であれば近くの土地を一緒にお売り(あるいは賃貸)することも可能です。 東日本大震災から13年。復旧事業は概ね完了し、2021年度から震災復興を担った次の担い手世代の30~40代の有志が集まって、「こうなったら良いな」というワクワクするアイデアを出し合い、官民連携で実現化する取組が進んでいます。 気仙沼まちなかエリアビジョン https://kesennuma-daisakusen.com/vision 例えば、漁港ではありえなかった水上から内陸の景色を楽しむアクティビティの実現、人の輪が広がる「ないわん朝市」の月1回の開催、内湾商業施設内の道路を「歩行者広場化」する、気仙沼の移動自体をもっと楽しくする電動キックボードなどのモビリティ、震災後つながりが途切れてしまった歴史と文化のある神明崎・五十鈴神社の再興などのプロジェクトがどんどん動いています。物件のある太田地区も注目されていて、復興祈念公園などのスポットが隣にできています。 気仙沼の未来を一緒に切り開いて下さる方のご応募を、心よりお待ちしています。
【物件概要】※古屋付土地(現状渡し)となります 場所:宮城県気仙沼市太田 土地:208.84㎡(畑含む3筆合計) 建物:131.39㎡(1F:76.85㎡、2F:54.54㎡) 構造:木造2階建 現況:空き家
※都合により購入申込から引き渡しまで通常より期間がかかる予定です。 ※田畑土地は、農地法が適用される場合に、実質的な耕作能力の審査や書類の提出等があります。農地法の許可が必要でその要件を満たせない場合、農地部分を売買対象外とする場合があります。 ※現状有姿、および公簿売買でのお取引きとなります。
※地図の位置は物件近傍を示しています
周辺情報
ないわん商業観光施設(現地から0.6km) https://kesennuma-kanko.jp/spot_2023/#kankospot_2021_2
気仙沼市魚市場(現地から1.7㎞) https://kesennuma-kanko.jp/kesennumagyokou_uoichiba/