ど田舎の鹿児島の山林、広大で長らく人の手が入っていません

昨年、お世話になった知人が亡くなりました。その相続人の娘さんより依頼を受けて土地だけの売却情報掲載になります。やっと相続登記が完了しました。本物件は本土最南端の町「鹿児島県南大隅町」の「ど田舎」にあります。「佐多岬」や「雄川の滝」で有名な町です。亡くなった知人の娘さんも「相続した土地を利用する予定も全くないので、「亡父の実家があった土地とその周辺の土地を一緒に売却できないか」とのことです。現況は、何十年も手を入れられていないので山林・原野化しております。利用するのには伐採等が必要になります。しかもかなり広い面積になります。 亡くなった知人の実家（既に建物はないです）があった土地を含んで、一団の土地の合計4筆（地目は宅地と畑）で、登記簿上の面積は11,085㎡（約3,353坪）になります。亡父自身が建てた別の町の家に、当該地の家に住んでいた亡祖父、亡祖母を引き取ったのが30年前ぐらいです。そこから空き家になり手を入れることもなく建物も朽ち果ててしまいました。私たちも別の町に建てた家で暮らしていますので、手放すことにしました。 なお、地目が畑もありますので農地法の許可が必要になります。その後の土地調査による追記として、合計4筆の土地の内、1筆は地目が宅地、3筆は地目が畑です。この3筆の内の2筆は非農地認定済（南大隅町農業委員会の農地パトロールにより）です。この場合、地目変更が可能ですので改めて農地法の許可は必要ありません。そして、残り1筆の畑であった土地も非農地証明を取得できました。これで畑を全て農地以外へ変更登記できます。よって、土地購入に必要な農地法の許可が全て不要になります。なお、水道引込の件ですが、確認しましたところ残念ながら隣地までの引き込みとなっておりました（隣地は既に空き家となっており、その引き込みを譲ってもらう相談は可能とのこと）。 本当に何もない、あまりにも「ど田舎」でとても静かな周辺環境です。風の音や鳥のさえずりも聞こえてくるところです。「佐多岬」までは約25km、「雄川の滝」までは約18kmのところに位置してます。とにかく、何もない地域です。日常の買い物等も車で15分ぐらい走ったところに小さなスーパーや銀行の出張所、役場、食堂、民宿がある町（旧佐多町の中心街）があります。なお、ご希望があれば、隣接する土地あと2筆を追加して売却させてもらうことも可能です。2筆で合計984㎡（297坪）公簿上です。売却希望金額は変わりません。

※都市計画区域外になりますが面積が10,000㎡を超える為、国土利用計画法による届け出が必要です。 ※現状有姿、および公簿売買でのお取引となります。