能登半島の囲炉裏つき古民家旅館、壊さず大切に使って下さる方にお譲りします
- 37098
- 396
石川県志賀町西海風戸の戸建住宅です。令和6年能登半島地震で被災しましたが、平屋で強固な地盤のために物件のダメージは軽微でした。被災地での宿が足りないことから旅館業を取得して、復興支援者へ向けた旅館として営業を考えていたため旅館業の許可は取得済みです。残念ながら手が足りないために現況にて譲渡を考えています。宿としての活用であれば細かなリフォームは必要となりますが早期に運営可能と思います。現在は営業日数に制限のある民泊ではなく、365日の営業が可能です。もちろん、単純に住宅として利用することも可能です。解体や仮設住宅の建設などで長期での賃貸需要もあります。 築80年ほどの古民家です。漁業で栄えた地区にある伝統的な中能登の家です。囲炉裏の煤で燻された梁や天井の美しさは、新しく手に入れるには途方もない時間と手間が必要です。建具には輪島塗が施されており、障子の差物にも趣きを感じることができます。田舎ですが下水道引き込み済みで、ウォシュレット付きのトイレになっています。各家庭にお風呂がない時代に造られた家のため、後付のバスルームはコンパクトです。バスルームの給湯器を2024年5月に新品交換しました。シャワー水栓も交換済みです。敷地脇に空き地があり、家庭菜園としての利用も可能です。本格的に農業をされたいということでしたら耕作地の貸し出しも可能です。 現在、残置物の撤去がだいたい終わった状況です。水まわり等のリノベーションも考えましたが、助成制度を活用してお好みの仕様にした方がよいと考えてそのままにしています。志賀町の移住制度(https://iju-shika.jp/support/)を活用すれば、購入費用から50万、リフォーム費用から50万、合計100万円の助成金が受けられます。また、東京23区に5年以上在住もしくは通勤された方で条件を満たすようであれば、世帯の場合100万円、単身の場合60万円の移住支援(https://www.pref.ishikawa.lg.jp/roudou/ilac/izyushienkin.html)が支給されます。 伝統的な家屋のため壊さずに使ってくれる方でお願いします。当方、能登と東京の2拠点で生活をしています。当初はまちづくりのための拠点として、移住のための住宅を整備しようと考えていました。間取りは8DKです。シェアハウスや民泊などを運営して若い方を呼び込むつもりでしたが、東京に拠点があるため町や県の移住・助成制度などが一切使えませんでした。移住促進のための制度を上手に活用しつつ、一緒に能登を楽しんでくれる方が住んでくれたら嬉しいです。海が近く、魚介類が美味しいです。近くに網元直営の回転寿司屋があります。 ご希望であれば漁業関係の仕事や当方が運営する宿を紹介できます。道路と駐車場をつなぐ道が2.3mほどで狭いです。ハイエースなどでも出入りはできますが気を使います。天井の一部に雨漏り跡がありますが、特に進行はないようなので修繕済みと思います。納屋は中を片付けていて、ほぼ空の状態です。火災保険は加入済みですので引き継ぎも可能だと思います。現況有姿でのお取引をお願いします。 海までは徒歩5分ほどです。日本海に沈む夕陽も日常の景色となります。散歩がてら釣りができます。この辺りはアジ、キス、カサゴ、メバル、ソイ、イシダイ、クロダイが釣れます。アオリイカ釣りの季節には、港にずらりと釣り人が並ぶ人気スポットです。サーフスポットも近くにあり、冬場は波乗りも楽しめます。海辺を楽しめる方なら、理想に近い暮らしができると考えています。街の中心に近いので生活は意外と便利です。ますほの湯まで車で2分、スーパーアスクまで車で5分、ホームセンターロッキーまで車で4分、ファミリーマートまで車で5分、富来病院まで車で8分、とぎ保育園まで車で6分、志賀町役場富来支所まで車で5分です。
【物件概要】※古屋付土地 場所:石川県羽咋郡志賀町西海風戸 土地:357.52㎡ 建物:138.84㎡ 構造:木造 現況:空き屋
※地震による支援部隊の基地として使用される可能性があるため、即時引き渡しができない可能性があります(2024.01.17現在) ※公簿売買でのお取引きとなります。
※地図の位置は物件近傍を示しています