家いちばQ&A
境界
一般解説
境界線を確定するにはどんな手続きが必要ですか?
いわゆる「境界確定」とは、土地の周囲すべての隣地所有者と同意をしたうえで、正確な測量図を作成することを指します。このとき作られる図面を「確定測量図」といいます。隣地のすべてとの立会いと同意が揃って、はじめて確定測量となります。これにより、正確な土地面積が決まります。裏を返せば、確定測量をしていない土地は、将来的に面積が増減する可能性があるということです。
手続きとしては、土地家屋調査士に依頼すれば、測量や必要書類の準備を代行してくれます。ただし、隣地との立会い自体は所有者本人の立ち会いが必要です。費用の目安は、一般的な住宅地で最低でも30万円ほどです。敷地に接する公道部分については「官民査定」が必要になり、その数が多いほど時間と手間がかかります。また、隣地所有者との日程調整が難航することも多く、完了までの期間を正確に読みにくい点も念頭に置いておくとよいでしょう。
家いちば運営事務局
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