リフォーム代はどれくらいかかりますか？

古い家を買ったら、まずは水まわりを新しくしたいと思う方が多いでしょう。キッチン・トイレ・浴室を入れ替えるだけでも、最低100万円ほどはかかります。そこに浄化槽や水道管の引き込み工事を加えれば、さらに50〜100万円。畳をフローリングに変えるなら、一部屋あたり20万円ほどが目安です。エアコンも設置費込みで1台10万円程度を見込んでおくと安心です。

こうした最低限の水まわりと内装を整えるだけでも、合計200万円前後はかかると考えておきましょう。照明器具は、天井工事をせずスタンド照明などで工夫すれば、かなり節約できます。

注意したいのは、見えない部分の修繕費です。漏水や土台の傷み、屋根の補修などは、あとから思わぬ出費になることがあります。「内装をきれいにしたら雨漏りが始まった」という話も珍しくありません。予備費として100万円程度は残しておくと安心です。

また、工事を一度に進めず、少しずつ様子を見ながら手を入れるのも賢いやり方です。業者からは「まとめてやったほうがお得」と言われるかもしれませんが、突発的なことへの備えをしておくのはオーナーの大切な責任です。

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