家いちばは、もともと古い建物の再生を手がけていたコンサルティング会社「株式会社エアリーフロー（現・運営パートナー）」から生まれました。プロジェクトを進める中で、「まだ使える建物を残したい」というオーナーの声と、「古さをむしろ味わいとして活かしたい」という利用者の声があり、この両者をつなぐ仕組みをつくれば、日本でもストック活用が一気に進むのではないかと考えたのが出発点です。

セルフセルの発想は、売買仲介の現場から生まれました。ある内見の場で、買主の奥さまから「ピアノの音は聞こえますか？」と質問され、答えに迷っていた仲介担当の私（代表）に代わって、売主の奥さまが「聞こえます。でも注意したら静かになりました」と即答されたのです。その瞬間、「このやり取りこそが理想の商談だ。不動産屋が間にいないほうがうまくいく」と確信しました。そこから、“当人同士で直接やり取りできる”プラットフォームをつくろうと決めたのです。

2015年にサービスを立ち上げて以来、実際の利用者の声を反映しながら改良を重ね、現在の家いちばの形になりました。これからも、利用者とともに進化し続けるプラットフォームでありたいと考えています。

家いちば運営事務局

※上記の回答は家いちばでの売買における独自のものです