不動産会社に払う仲介手数料と比べて、家いちばの手数料はどれくらい安いのですか？

家いちばの手数料は「法規定の仲介手数料の半額」に加えて「基本料9万円（税別）」です。まずは通常（空き家特例がない場合）の仲介手数料と比べてみます。

200万円の物件
一般：200万×5％＝10万円
家いちば：200万×2.5％＋9万円＝14万円
→ 家いちばの方が高い

400万円の物件
一般：400万×3％＋6万＝18万円
家いちば：（400万×1.5％＋3万）＋9万円＝18万円
→ 同額（分岐点）

1000万円の物件
一般：1000万×3％＋6万＝36万円
家いちば：（1000万×1.5％＋3万）＋9万円＝27万円
→ 家いちばの方が9万円安い

つまり、400万円を超えると家いちばの方が安くなり、金額が大きいほど差は広がっていきます。

★次に「空き家特例」がある場合を見てみましょう。
令和6年改正により、一定の空き家については、800万円以下の物件なら仲介手数料が一律30万円（税別）まで請求できるようになりました。

800万円の物件（空き家特例対象）
一般：一律30万円
家いちば：（800万×1.5％＋3万）＋9万円＝24万円
→ 家いちばの方が6万円安い

600万円の物件（空き家特例対象）
一般：一律30万円
家いちば：（600万×1.5％＋3万）＋9万円＝21万円
→ 家いちばの方が9万円安い

【結論】
通常の仲介手数料と比べると、家いちばは400万円以下では高くなりますが、400万円を超えると逆に安くなり、価格が上がるほど差は拡大します。また空き家特例が適用される800万円以下の物件では、家いちばは常に一律30万円より安くなるため、最大で20万円以上お得になるケースもあります。

料金説明ページ
https://ieichiba.com/feature

さらに、家いちばでは当事者間の交渉によって、手数料の負担を一部相手にお願いするケースも少なくありません。交渉の進め方次第では、ここに挙げた金額以上に負担を抑えられることもあります。結局のところ、手数料の数万円の違いは売買価格全体から見れば小さなものです。売主であれば少し高く売ることで、買主であれば少し安く買うことで十分に吸収できるレベルとも言えます。

家いちば運営事務局