家いちばQ&A
代金のやりとりはどうすれば安全ですか?
まず大切なのは、契約書をきちんとまとめてからお金を動かすことです。書面のない段階で手付金や申込金などを支払うのは、トラブルの原因になります。
契約書には、双方の義務や責任、そしてイレギュラーが起きた際の対応がすべて明記されます。たとえば「支払いが遅れたらどうするか」「引渡しが遅れた場合の措置」など、現実に起こり得る事態にも備えることができます。契約書がないまま進めてしまうと、こうした問題で簡単に行き違いが生じてしまいます。
契約書が双方により正しく署名・押印されたら、いよいよ代金の支払いです。支払いは銀行口座振込が最も安全で、履歴が明確に残ります。さらに、押印された領収書を必ず保管しておくことで、支払いトラブルを避けられます。
注意すべきなのは、登記の手続きです。通常は代金を支払った後に所有権移転登記を申請しますが、もし法務局で申請が却下されてしまうと「代金を払ったのに名義が変わらない」という深刻な問題に発展します。こうした事態を防ぐため、司法書士が入念にチェックし、登記手続きを確実に完了させます。
これら一連の流れは、すべて家いちばの宅建士が責任をもってサポートします。必要な書類や手続きのタイミングについても、その都度ご案内いたしますのでご安心ください。
家いちば運営事務局
140
0
お気に入りに追加
