ひとめぼれして即購入した古民家、わたしひとりの隠れ家のような存在でした
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茂原に買った土地の周囲に植えた果樹が育って、手狭になったので、追加の場所をインターネットで探していたら、この物件に出会いました。面積が638㎡で単価が1万円/㎡を切っています。ラッキー。早速見に行ったら、古民家がついていました。古民家の柱はやや傾いているが、梁も太い。うれしい。1,000万もだして直せば立派な古民家になるだろう。こんな雰囲気の物件に出会えるなんて、というわけで、ひとめぼれ。即購入しました。 初めに電気を引き、庭に舗装コンクリートを薄く敷き、ぬかるまないようにしました。念願であった、大型の乗用車(プリウス、アルファード)を買い、ここに駐車しました。東京から車で1時間半。鶯の鳴く庭でおにぎりを食べるのは至福の時でした。古民家を改修するお金は妻が認めなかったので、改修しないで倉庫として、耕運機、草刈り機、資材、タイヤなどを置いて使いました。ここは、妻も来ない私一人の隠れ家のような存在になりました。草刈りに没頭すれば、我を忘れる。しかし、気づけば自分は後期高齢者となっていました。周囲が終活するよう、迫ってくる歳となっていたのでした。なので、余分な土地家屋はきれいサッパリ手放すことにしました。 価格は250万円、引き渡しは随時です。建物は築100年、空き家になって20年ですから荒れ放題です。すぐ住みたい若い人には、コストも手間もかかるので、困りものかもしれませんが、マニアにとっては、古民家は貴重なお宝です。高質な空間の雰囲気を与えてくれます。キャンピングカーを持ってきて、庭に駐車して楽しむことも素敵なものです。余裕のある人はこのチャンスを見逃すべきではありません。
【物件概要】※古屋付土地(現状渡し)となります 場所:千葉県東金市油井 土地:638㎡ 建物:104㎡ 構造:木造/茅葺/1階建て 現況:空き家