移住者に人気の街・糸島、海をのぞむ高台にある改修途中の古民家
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海を臨む高台にある古民家付き土地です。「移住したい街ランキング」で、常に上位へランクインする福岡県糸島市に所在します。 110坪の土地に2階建ての古民家(築年数不明)が建っており、海辺のロケーションと駅が近いことが気に入り、2年前に購入しました。自分で改装しようとスケルトン状態にしましたが、これ以上時間が割けないため手放します。現在、空き家ですが荷物が少し残っています。現状での引き渡しで希望価格は320万円です。 <ロケーション> 家の前には牧歌的なミカン畑が広がります。海まで遮るものがない高台にあるため、自然を直接感じることができ、日当たり・風通しも良好な環境です。敷地内に大きな甘夏の木があり、春先には大きな実がたくさん実ります。アカシアミモザの若木は春に黄色い可憐な花を咲かせます。土地が広めなのでガーデニングを楽しみたい方にもおすすめです。海が近く開放的な場所柄か、田舎特有のきゅうくつな雰囲気はありません。集落の人たちは優しい方ばかりで、移住者にも入り込みやすい環境だと思います。 <交通アクセス> 糸島市内でも田舎の部類ですが、アクセスは意外に良く、福岡市内への通勤・通学も可能なエリアです。 ・電車の場合 JR筑肥線・鹿家駅から徒歩圏内(徒歩8分)で、福岡市の中心街や福岡空港に乗り換えなし(1時間ほど)でアクセスできます ・車の場合 福岡都市圏まで高速(西九州道~福岡都市高速)がつながっており、ほぼ渋滞がなく便利です(45分ほど) <現状について> 当方が購入時、敷地はジャングル状態でしたが、チェーンソーでほとんどの木を伐採し、海が見える眺望を取り戻しました。インフラも全てダメでしたが、井戸ポンプの設置・電気の新規引き込み・灯油ボイラーを設置して、寝泊まりできる状態に回復させています。 家は2階建てです。長年放置されていたため、屋根・壁・地盤の一部に傷みがあります。柱や梁にシロアリ被害があったため、該当部分を減築するためDIYで解体していましたが、作業に時間が取れず途中で休止の状態です。 なお作業内容は以下の通りで、100万円ほどかけて整備しました。 ・樹木や竹林の伐採、残っていた荷物の廃棄、危険ブロック塀の撤去 ・電気を1階の2部屋と車庫へ引き込み ・水道は電動ポンプ式の井戸を設置(電気を契約すれば使用可能です) ・灯油の給湯器を新規に設置。お湯が出ます ・ガス栓とキッチンを撤去。簡単な調理は車庫内に新規設置したシンクを利用していました 2階の床を一部解体したので、吹き抜けの大空間が味わえます。リノベーションする際は海側に窓を付けると、唐津湾が臨めるかと思います。 トイレは現在くみ取り式ですが、糸島市の補助金を使って合併浄化槽の設置もできます。 (参考)糸島市:合併処理浄化槽補助金について https://www.city.itoshima.lg.jp/s029/010/010/050/020/010/gesuido-gatupeizyoukasou.html 敷地の一部(1/4ほど)が土砂災害特別警戒区域に指定されています。山側はレッドゾーンのため、その区画に家を新築する際は行政から安全面の指導(擁壁の設置など)が入ります。海側はイエローゾーンで自由に家が建てられるので、新築時は海側を家に、山側を駐車場にすると活用の幅が広がりそうです。当方はコストを抑えるため、現在の家をセルフリノべする方向で改修を進めていました。 現状のまま住むのは難しいので、仮住まいしつつセルフリノべしたい方や海の近くに住みたい方にオススメします。非線引区域のため、お店や宿泊施設など住居用以外でも使用可能なエリアです。駅が近く、福岡空港へのアクセスも良いので、首都圏との二拠点居住にもピッタリです。
【物件概要】※古屋付土地(現状渡し)となります 場所:福岡県糸島市二丈鹿家 土地:385.63㎡ 建物:141.07㎡ 構造:築年は1967年以前 / 1階105.9㎡ / 2階35.0㎡ 現況:空き家。井戸・電気・灯油ボイラーを簡易設置
区域:非線引区域/建ぺい率60%/容積率200%
周辺情報
加茂ゆらりんこ橋(現地から10.7km) http://www.itoshima-kanko.net/cat/yurarinko-bridge/