公開Q&Aコーナー
井上 貴義さん
男性
古民家を売りたいのですが防犯が心配です
793
4
古民家を売りたいのですが、物件登録した場合に空き家ですので、防犯が心配です。「空き巣」「火災」などの対策は、どのようにされていますか?
家いちばでは、なるべく物件の特定を避けるため「物件概要」の「場所」表記は町名程度までとし、詳しい住所については非公開で掲載しております。マップの表記についても、エリアがわかる程度に留めております。
また、中には「売りに出している事をご近所に知られたくない」というご要望を頂くこともあり、その場合は「外観写真を掲載しない」など、かなり柔軟に対応させて頂いております。掲載後、購入希望者さんから問合せが来たら、個別に詳しい住所をお伝えしたり、外観写真を閲覧頂いたり、という流れで問題なく売買が成立しております。
ただし、家いちばサイトから特定されることがなくても、人が住んでいない・空き家状態ということはご近所や通りすがりの方に伝わってしまうものです。空き家の管理や現地の防犯対策は、基本的に持主ご自身で行う必要がありますので、泥棒や放火犯になるべく狙われないように対策される必要があるでしょう。
例えば…
・放火の恐れのあるゴミは処分し、家のまわりを片づけておく
・ポスト口にテープを貼らないようにする
・郵便物やチラシを溜めないように気を付ける
・庭木や雑草を放置せず、手入れを行う
・通電がある場合、センサー付きの外灯や防犯カメラを設置する
など
また、そもそも「空き家」を「空き家」のままにしておくことは、持主さんが不安&手間が大変というだけではなく、防犯上、ご近所にとっても大きなリスクとなります。ですので、「売る」または「貸す」などのアクションを起こして、なるべく早期に「空き家状態を解消する」ことの方が、抜本的解決に繋がり、安心が得られるのではないかと思います。
家いちばコンサルタント 天野 美紀