土地の一部に借地権が設定されており、地代収入が得られます

市場ではなかなか出回らない希少な底地物件です。本件土地の一部に借地権が設定されており、毎月1万円の地代収入が得られます。無期限の旧法借地権のため、土地上に借地人の建物が存在する限り何もしなくても半永久的な地代収入が保証されている、というのが本物件の最大のメリットです。 また、もう一つの大きなメリットとして固定資産税評価が約1,180万円、路線価で1,366万円相当あり、主にノンバンク（銀行の保証会社付パッケージローン）向けの共同担保として活用する事で、レバレッジをかけてステップアップを目指すといった使い方も可能です。また借地権が設定されていない約109坪の部分については切り売りや建築なども可能で、安定性と資産性を兼ね備えつつ、更なる発展性を秘めています。 本物件は、当地で相続物件のバルク買取を行った不動産業者から安価で二次取得し、長期保有する意向でした。しかし、当社メインバンク（関西圏地銀）から、資産査定のため岡山県に出張する負担が大きい事から処分するよう要請を受けたため、やむなく売却を行うものです。固定資産税評価が高いため、固定資産税都市計画税合計年額60,767円です。実収入で年間約6万円程度と手取りが少ないため、価格で調整を行っております。安い理由はこれです。 あともう一つ、借地契約書の内容が非常に古く、地代については借地契約書に記載されておらず、地代の合意が文書化されず口頭合意によりなされております。代々の借地人と地主との関係は常に良好であり延滞・紛争は一切なく、当方も借地人との関係性を優先し地代交渉は一切行ってまいりませんでしたので、極めて平穏で安定している反面、馴れ合いになっている面はあるので、逆に地代増額交渉の余地もないわけではないと考えております。賃料増額請求ないしは、より平穏な形で任意で契約のまき直しも兼ねて交渉する余地も理論上はあるとは考えております。

地目：宅地 権利負担：西側一部約63坪部分期限の定めのない旧法借地権 南側に教育委員会による看板設置（使用借権、撤去可能） インフラ：上下水 ※借地につき月々の地代のほか、売買に際して別途名義変更料や借地期間満了時に更新料などがかかる場合があります。