売主さんへの手紙

畑をここまでするのにとても大変でした、まだまだやりたいことがたくさんあります

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ここに来る前は、長野県で1年間、農業の修行を積んできました。それから奥州江刺のこの家に移り住み、1年3ヶ月ほどになりました。自分で米作りも始めました。今日もこれからトマトを盛岡に出荷するところです。 ひと冬を越した感想は、命からがら何とかやっている、という感じです。昨年は例年より大雪で、雪かきでは涙が出るほどでした。裏の畑にあった小屋も、雪でつぶれてしまいました。 畑や田んぼをここまでするのに、とにかく大変でした。トマト畑にある支柱はすべて裏山で竹を切ってきて、自分で設置しました。ジャガイモ畑はちょうど収穫を終え、いまはひとやすみです。その隣ではスペアミントやレモングラスなどのハーブ栽培も始めました。田んぼは荒れ地でしたが、自分で耕し、水を引いて、今年が初めての収穫です。裏の畑は、原野だったところを自分で開墾しました。まだミョウガだけですが、これからショウガとかネギを栽培するつもりです。栽培には日当たりや風通しが大事なので、自分で木に登り、枝を切ったりしました。 収穫したものは、レストランや喫茶店に直接販売しています。100%自然栽培なので、それを分かる人とだけ取引きしています。こちらからは一切、情報発信をしていませんが、噂を聞いたレストランのほうから買いたいと連絡してきてくれるようになりました。 次は空いた斜面の土地でカボチャを栽培しようと計画しています。だだちゃ豆を本格的に増やしたりもしたいです。ゆくゆくは人が泊れるゲストハウスのようにしていきたいとも考えています。もうやりたいことが多く、考える時間も足りないくらいです。それでも、僕たち夫婦にはこれがちょうどよい暮らしです。これ以上望むものはないです。 今の畑や田んぼの変わりようを見たら、きっとびっくりすると思います。やりたかったことを実現できる場を僕らにお譲りくださり、ありがとうございました。 (2021年10月31日掲載)

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