あれから、こんな風に使ってます
北海道への移住、驚くことがたくさんありますが動物に囲まれ充実した生活を送ってます
主人と一緒に、大阪からこの剣淵(けんぶち)町に移り住んでちょうど4年。初めは、同じ日本なのに何もかもが違うことに驚きの連続でした。 まず雪かきが大変で、雪が降った日、半日かけて玄関から道路まで雪かきをしましたが、結局その日は除雪車が来なかったため、仕事に行けませんでした。なにせ寒いので、寒い日は水道管が凍結し、水道屋さんを呼びましたが、そういう日は水道屋さんも忙しくてなかなか来てくれないため、自分で氷を解かせるように解氷機を購入しました。そんなだから移動も大変で、車で旭川に行く途中、吹雪になってホワイトアウトが起き、5-6台の玉突き事故に巻き込まれたりもしました。 これらの経験を重ね、初めはマイナス15度と20度との違いがピンとこなかったのですが、いまでは雪の質や音などの違いまで分かるようになってきました。 環境は厳しいとはいえ、大自然の中でヤギ、ニワトリ、イヌなどの動物に囲まれ、充実した生活を送っています。ヤギから採れるミルク、ニワトリが産む卵での食事、ここでの暮らしでしか味わえないものです。 町の方々とのつながりもできてきました。私自身、剣淵町町づくり観光課の地域おこし協力隊となり、町の人々といろいろ活動し、助け合いながら生活しています。周りの人たちにヤギが冬を過ごすためのビニールハウスを建ててもらったり、助けられてばっかりです。 そんな町を活気づけるため、NPO法人を立ち上げ、町の中心部にカフェと民泊を開き、自分で運営もしています。そんなだから、ラベンダーを育ててもいますが、最近は忙しくてなかなか手をかけられずにいます。次の目標は牧場で、馬を飼うつもりです。これからは、牧場を大きくするのに時間を費やしていきたいです。この土地にめぐりあうご縁をいただき、本当にありがとうございました。 (2022年12月17日掲載) 【物件概要】 場所:北海道上川郡剣淵町 土地:4,202.02㎡ 建物:1階 80㎡ 2階 60㎡ 合計140㎡ 構造:木造亜鉛メッキ鋼板葺2階建
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