明治期に篤農家の曾祖父が建てた、古民家を譲ります
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3年前から、実家(母屋、離れ、および蔵)が空き家になっています。若狭町は、三方五胡を始めとして、鯖街道の熊川宿、瓜割等の観光地や田園風景が豊富で、近隣の小浜市やおおい町へのアクセスも容易です。また、上中駅からは約1.1kmの場所にあります。2024年3月16日開業の北陸新幹線金沢-敦賀区間の敦賀駅から若狭自動車道(上中IC)経由で約30分の鯖街道(旧街道)沿いにあります。隣家とは、離れて立っているため、四方八方の眺望の良い場所に立地し、母屋の北側には苔の生えた庭があり、田園風景と周囲の山々が眺められます。 母屋は、篤農家の曾祖父が明治43年に建てたもので、その孫娘である母が他界するまで90年間守ってきたものです。また、母屋は、木造2階瓦葺ですが、中2階には曾祖父が書や茶道をたしなんでいたため書斎兼茶室があり、瓦の葺き替え(三州瓦)、水回り、サッシ、一部押入れ等のリフォーム済みです。離れは、昭和62年に納屋を建て替えたもので、2017年に帰省のために別荘・サテライトオフィス用として水回り、サッシ、内壁、外壁、一部押入れ、電気・TV配線設備、光回線引き込み設備・LAN配線設備等をリフォームしたものです。また、蔵は、昭和56年に建て替えたもので、土蔵2階建で大きな保管スペースとともに、1階には漬物の保存スペースがあります。離れの2階の南側の板の間(15畳)は、造作はしてありませんが、2階用のトイレは配管済みであり、新しい部屋とトイレの増設をすることが可能です。さらに、畑(263㎡)も利用可能です。 曾祖父の思い入れのある古民家をレストラン、カフェ、宿泊等の事業に活用し、離れを住居にされるといった母屋、離れ、蔵をすべて活用してくださる買い手を探しています。若狭町の熊川宿や井ノ口には、古民家や古い蔵等を活用したシェアハウス、カフェ、宿泊設備があります。また、おおい町の佐分利地区には、築230年の古民家を移築・活用したカフェ&レストランもあります。 母屋、蔵の家具や所蔵物はほぼ撤去済みであり、離れはすぐにでも居住できる状態(最新住宅設備機器を設置)であり、冷蔵庫、液晶テレビ等の附属家具も現状渡しをしたいと考えています。なお、母屋のキッチンパネルは張替えが必要です。 周辺情報: 三方五胡(レインボーライン) http://www.mikatagoko.com/ 熊川宿 https://kumagawa-juku.com/about/ 若狭瓜割名水公園 瓜割の滝 https://www.fuku-e.com/spot/detail_1511.html
【物件概要】※古屋付土地(現状渡し)となります 場所:福井県三方上中郡若狭町三宅 土地:825.70㎡(地目:宅地、地勢:平坦地) 263.00㎡(地目:畑、地勢:平坦地) 建物:母屋:1階180.02㎡、2階40.70㎡、延220.72㎡ 離れ:1階83.94㎡、 2階70.84㎡、延154.78㎡ 蔵 :1階35.38㎡、 2階24.72㎡、延60.10㎡ 構造:母屋:木造瓦葺2階建 離れ:木造瓦葺2階建 蔵 :土蔵瓦葺2階建 現況:母屋:未利用 離れ:帰省時使用、リフォーム後6年間の内約3か月使用 蔵 :未利用
※当方所有の畑は売買対象です。また、当方が使用していた親戚所有の畑(離れの西側の畑等)については、別途相談に応じます。当方所有の畑は、地目が畑で農地であるため、若狭町の農業委員会の手続きが必要になります。