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田舎図鑑

東京都文京区

朝ドラの舞台「小石川植物園」の隣り町

文京区千石と聞いてもなじみのない方が多いと思いますが、僕が結婚以来10数年住んでいる町です。千石の町名は、町の南側を流れる千川の「千」と、その地区名の小石川の「石」を引っ付けたいわゆる合成町名で、朝ドラの舞台「小石川植物園」の隣り町です。町内にはこれといって何もないのですが、そこがまた良いところで地下鉄を降り地上に出るとほっと息がつける、そんな町です。これから梅雨があがりますと、緑が一層輝きを増し散策にはもってこいの季節になりますので、「小石川植物園」から足を延ばしてお越しください。 ここでは、千石“周辺”のお勧めスポットについて紹介します。まずは、最近では、インバウンドの回復もあり海外からの旅行者の姿も増えている定番の「六義園」。1695年5代将軍徳川綱吉より下屋敷として与えられた柳澤吉保が、自ら設計し、平坦な武蔵野の土地に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて造り上げた大名庭園の代表的なお庭です。紅葉や枝垂れ桜のライトアップが有名ですが、今の季節も空が高くとても気持ちよい空間です。また、庭が一望できる文京区内最高峰(標高35m)の「藤代峠」からの眺めは、絶景です。 次は、あまり知られていないのですが、「駒込富士神社」。富士信仰のひとつとして1573年現在の東京大学本郷キャンパスの地に駿河国(静岡県)から浅間神社を勧請、1628年加賀前田家が上屋敷となり、現在地に遷移してきました。富士山に見立て富士山からわざわざ運ばれた溶岩で造られた山の頂に本殿が鎮座しています。(本々富士神社があった場所は、今の文京区本富士町です。)7月初めこの神社で山開きが行われるといよいよ夏本番です。山開きの日には、露店が立ち並び、近所の子供たちでにぎわいます。 まだまだ、JR中央線にある吉祥寺の地名の由来となった「吉祥寺」、大正時代創業の「お蕎麦屋さん」、「染井吉野」や「一富士二鷹三茄子」の由来等々、紹介しきれない魅力やスポットがたくさんあります。ぜひお越しください。

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    「藤代峠」からの眺め、広い空が気持ち良い!!

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    鳥居の奥が富士山です

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    「六義園」からの風が心地よい大正時代創業のお蕎麦屋さん

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