実家に住む人がいなくなり、私も住む予定がないためでした。面倒くさいなと思いながらも、相続したものとしては早めに売るか解体するか、とにかく早めにやらないと行けないと思っていました。まず相続したとはいえ、法律的には土地の権利は私になく、父やとっくに亡くなっている祖父の名義があったことに気づきました。そこから親戚に連絡をしながら名義を変更することと並行して、買いたい人がそもそもいるのかということを確認することにしました。想像通り、親戚もたくさんいるのでなかなか時間がかかりました。しかし、並行して掲載させてもらっていたので、その間に購入希望者がかなり多くいることがわかり、解体ではなく売却という方針に決めることができました。これが時間を有効に使えるという点で、家いちばの大きな魅力の一つだと思います。 そんなことをしながら多くの方とやり取りさせていただきましたが、私の名義変更がなかなか進まなく、多くの方をお断りしてしまうことにはなってしまいました。ただそれもタイミングなので、あのとき掲載を遅らせていれば、などという後悔は一切ありません。しばらくして、実家の近くの方が購入したいという話になり、ちょうど名義変更が完了する時期になってきました。他にも候補者の方はいましたが、雪国ということもありますし、土地勘がある方にお譲りするほうがいいと思い、決定しました。結論としては非常に満足しています。強いて言えば、結構な数の方が内見を希望されたのですが、私が遠方にいるためなかなか内見をしていただくことができなかったので、写真は相当多く取っておいたほうがいいと思いました。 自治体の方に聞いたりしてもなかなか田舎の家で且つ農家ということもあったので、売るのは大変だなと思っていましたが、家いちばさんへもメールで質問ができたので、色々と素人の質問にも無料で答えていただけたのは非常にありがたかったです。ただもちろん、農地に関しては地域性もあるので、自分で農業委員会に問い合わせるなどという努力も必要だと思います。ちなみに契約業務を担当していただいた宅建士の方が素早い対応と、人間として気持ちの良い方だったので、非常に助かりました。これからも応援しています。今回売却しなかった農地などもあるので、将来的にはまた利用させていただくかもしれません。