父が相続した小さな木造平屋、紀伊半島東海岸の静かな集落にあります

曽祖父が住んでいた築63年の小さな木造平屋です。実父が相続し、現在の所有者は実父です。建物がある尾鷲市賀田町は、紀伊半島の東海岸、賀田湾の奥にある静かな集落です。海まで徒歩1分ほどで行ける距離にあり、海の側で暮らしたい方、釣りが好きな方にはよいロケーションだと思います。 町にはJR紀勢本線「賀田駅」があります。1日の乗降客数が50人以下の、青春18きっぷのポスターに出てきそうな小さな駅です。本数は少ないですが、尾鷲駅まで23分、熊野市駅まで20分です。また、車で少し走ると紀勢自動車道の賀田ICがあり、高速道路を使えば尾鷲市街まで車で20分～25分、熊野市街までも同じぐらいで行けます。前庭に車が1台～2台置けるスペースがあり、車を使う方にも不便はないと思います。町には小学校と中学校があり、周辺の集落からも生徒が通ってきているとのこと。この家からはバスに乗ることなく歩いて学校まで通うことができます。 林業で栄えた町らしく、建物の柱や梁にはよい木材が使われています。おそらくヒノキではないかと思います。ヒノキは200年かけて強度が増していくと言われている木材なので、築60年以上とはいえまだまだ成長中の家、と言ってもいいかもしれません。一度は解体しようとも考えましたが、直しながら使ってみようという方が見つかると嬉しいです。お値段などはご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。現況空き家なので、契約後すぐに引き渡しできる状況です。ただ、私も実父も現地から遠方に住んでいるので、現地案内の立ち会い対応がすぐにはできないかもしれません。タイミングなどご相談させていただければです。 25年以上誰も住んでいなかったので、あちこちかなり傷んでおり、床の張り替えや、屋根や外壁の補修など大幅な修繕が必要です。補修が前提になりますが、現況のまま引き取ってくださる方を探しています。母屋に残置物はありませんが、裏に納戸があり、そこには残置物があります。残置物の処理についてはご相談させてください。

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