明治時代から受け継いできた昔ながらの造りの旅館、住居と一体です

明治から3代にわたり営業してきた旅館で、部屋数は9部屋で、宴会場もあり、学生の合宿等の受け入れもしていました。父が亡くなってからは母が一人でお遍路さん専門として営業していました。コロナまではコンスタントにお客様も来ていましたが、現在は休業中です。母もいつまで続けられるか分からず、引き継いで頂ける方がいればお譲りしたいと思います。 旅館と住居が一体となっています。住居部分は、玄関口に1部屋(現在そこで母が生活中)厨房横に4部屋あります。建物の内装などは営業に差し支えない状態です。お風呂は数人入れる浴場が一つと、小さ目の浴場が一つ(温泉はなし)です。ガスはプロパンガス・トイレは水洗・洋式(共同)です。内装的には、身一つで営業できる状態です。ただ、建築法、消防法等の絡みで、承継した場合そのままでは旅館として営業は難しいかと思います。民泊などに転用できれば営業可能かもしれません。コロナ後お遍路さんが復活すれば、需要はあると思いますし、(海外からのお遍路さんも受け入れていました)町でラグビーの合宿も受け入れていたので、そのような需要もあると思います。 敷地内駐車場はなく、近隣に借りております。（現在は休業中のため月極は解約していて必要な時に借りる感じです） 造りが昔のままで、釘を一本も使わず作っている建築的価値のある部屋があります。(写真)構造が複雑で、解体には費用がかかります。当方が後を継ぐのが難しく、母が元気なうちに、と思っています。

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